我が家の犬。

我が家には19歳になる柴犬がいる。 目も見えず、耳も遠い。

 

足は弱り、夜はオムツをしていて痴呆も出ている。 それでも散歩には行きたがるので連れ出せば、近所の方から「え?この犬、俺に良く吠えよった犬でな?まだ生きてたの…」なんて言われる事もある。

 

しかし、悪い事ばかりではない、そのご近所さんに吠えてたのも彼が押して歩く耕運機の音が嫌いだからなのだ。

 

 

夏と冬に開催される花火の音も怖がり、怯えて、暴れて大変だったが、今はどちらも聞こえていないので、暴れる事もなく寝ているので、その点だけは助かっている。

 

夜中に鳴き出す事もあり、家族と何度も様子を見に起きる。

 

 

しかしそんなに苦とは思わない。 亡くなった父の忘れ形見だからだ。 今日も一番暖かい場所でイビキをかいて寝ている。 こちらの寝不足も知らずに。

 

しかし、この寝不足が続くとちょっとやばい!