ドッコイショおじさま

毎日乗っている地下鉄。 目的地に着くまで時間もあるし、今日も少し人間観察。

 

 

咳払いをしながら、立っている人を掻き分けて一人のおじさまが乗ってきた。

 

 

服装は黒のタートルネックニット×ダメージジーンズ。 空いてる席を見付け、腰掛けると同時に 「あ~~ッドッコイショ!」 そうそう、座る時って思わず言っちゃうんだよね。

 

 

今度は右足を左足の膝の上に乗せて 「ドッコイショ~!」 さっきも思ったけど、おじさまは素の声が大きめ。

 

ごそごそと鞄から携帯を取り出しては 「ド~ッコイショ!」 携帯の電源をつける時も 「は~ドッコイショ!」 よく言っちゃう言葉だけど、 1動作につき、1ドッコイショは気になる… そんなことを考えながら、目的地に到着。 今日もお疲れ様でした。

 

心の中でおじさまに挨拶し、席を立つ。 「ドッコイショ~~」 うん、やっぱり自然に出ちゃうねこの言葉。