子供たちと過ごす休みの日

どうして平日はなかなか起きないのに 日曜日となると誰よりも早く起きる子供たち。

 

 

早く起きて!と、父親の背中に乗りバタバタ騒ぐ様子を見て、自分の小さい頃の光景と重なる。

 

 

父親は眠そうな顔をしながらも無理矢理起こされ、朝から子供たちの遊び相手をしてくれる。

 

 

やっとの休日の朝に早くから起こされて、しんどくはないのか…と思うけど、夫も私と同じく、幼い日の自分を振り返り、自分の父親がしてくれたことを今は自分が自分の子供たちにしていることがなんだか不思議な感覚で、だけどわかったのが、きっとあの日の父親もしんどいながらも幸せな時間だったんだろうということ。

 

 

そんな光景を私は少し離れたところから、写真やビデオに撮る。

 

 

なんてことないシーンも、きっと数年後にはもう見ることが出来ない光景ばかりだから。

 

 

成長期の子供たち、今この可愛さは今だけのもの。 いつでも振り返ることが出来るように本当は全てを覚えておきたいけど、それが難しいから記録に残す。

 

 

そう遠くない未来、子供たちが父親の背中の上で騒ぐこともなくなるんだろう。

 

うるさくて、面倒臭くて、時に宇宙人。

 

 

そう遠くない未来、きっとこの時の子供たちに会いたくて仕方なくなるときが来るんだろうな。

 

 

その時に後悔をしないように、毎日精一杯子供たちと向き合って、受け止めて、抱きしめて… いつか大きくなった息子たちと、今の私たちを振り返って笑いあえることが出来たら、本当に幸せ。